建築パースは3dsMAX+V-rayが業界標準

1月に転職して、建築パースの世界に舞い戻ってきました。
もともと建築やインテリアは好きだし、空間CGを作る事はずっとやってきた事なので、楽しいです♪

しばらく、建築パースの情報を記事にしていこうと思います。
1回目は、建築パースを作る3Dソフトについてです。

 

3dsMAX(3dsMAX Design)

建築パースの制作で使われる3Dソフトは、ほぼ3dsMAXだと考えて良いです。

パース業界の求人を見れば、どんな制作環境が多いかが分かります。
3dsMAX以外だと、Cinema4DやformZ、たまにMAYAなどもあります。

 

3dsMAXが使われる理由

3D制作の主要3大ソフト、3dsMAX、MAYA、Softimage(XSI)は全てAutodeskが販売しており、
Autodeskはソフトの統合と差別化を進めています。
数年前に新しいラインナップとして3dsMAX Designが追加され、ビジュアライゼーションに特化した3Dソフトとして進化してきました。Softimageは開発が終了し、映像ゲーム系は3dsMAXとMAYA、ビジュアライゼーション系は3dsMAX Design一択となりつつあります。
(以下、3dsMAX Designも3dsMAXと表記します)

 

建築パース制作で使用されるレンダラー

これは、あくまでこれまでの僕の経験に基づく主観的な数字です。
建築・プロダクト業界で使われる3dsMAXのレンダラーの割合はだいたい下記の様になっています。

V-Ray…7割
mental ray…2割
その他(Maxwell、Arionなど)…1割

3dsMAXとV-Rayを組み合わせている人が非常に多いです。
3dsMAXに標準搭載されているmental rayを使えば無料なのに、なぜわざわざ有料の外部レンダラーであるVrayを使用するのですか?と、Autodeskのエンジニアに聞かれた事があります。

その答えは、V-Rayがmental rayよりも圧倒的に早く高品質な絵を書き出せるからと僕は答えました。
V-Rayを使えば簡単に高品質なレンダリングができるという意味ではないので注意してください。
mental rayは進化し、昔と比べたらレンダリング速度は早くなりました。それでも、V-Rayの足元にも及ぼない…と、僕は考えています。FGやGIを使う場合、外観なら良いのですが、内観の場合はmental rayで仕事をするのはかなりキツイです。特にV-Rayの速度に慣れてしまうと、mental rayは遅すぎます。

次回、実際にV-Ray vs mental rayで比較してみます。